「あー、またやっちまった」
夜中にベッドで天井見上げながら、俺はため息ついてた。さっきLINEで彼女に送った返信、あれ完全に冷たかったよな…。彼女の何気ない一言にイラっとして、そっけない返事しちゃったんだ。
で、送信ボタン押した瞬間に後悔。(なんで俺、こんな小さいことでイライラすんだろ)
好きで付き合い始めたはずなのに。最近、彼女の言動の一つ一つが妙に気になる。些細なことで腹立って、優しくできない自分にマジで嫌気がさす。
「俺って器小さいのかな」「もしかして冷めてきたのかな」
そう思って落ち込んでた時期があった。でも後になって気づいたんだよね。これ、実は関係が深くなってる証拠だったって。
付き合って半年、突然訪れる「現実期」のヤバさ
最初の3ヶ月くらいって、マジで全部が新鮮じゃない?
彼女の笑顔見るだけでテンション上がるし、ちょっとした癖も「可愛いな」って思えた。遅刻されても「しょうがないか」で済んでた。
けど、付き合いが長くなってくると…あれ?って瞬間が増えてくる。
俺の場合、半年過ぎたあたりで完全に「現実期」に突入した。彼女の「リアルな姿」が見えてきて、正直戸惑ったよ。
例えば、彼女のLINEの返信の遅さ。 最初は「忙しいんだな」って思ってた。でも毎回毎回、既読スルーが続くと…(俺のこと優先度低いんじゃね?)って疑心暗鬼になってくる。
で、ある日爆発しちゃったんだよね。
「なんでそんなに返信遅いの?」って送ったら、彼女から「仕事中だし、そんなすぐ返せないよ」って冷静な返事。
あ…そりゃそうだわ。(俺、何キレてんだ…恥ずかしっ)
これが「期待」と「現実」のギャップってやつ
彼女は彼女なりのペースがあって、それが俺の期待とズレてただけ。別に俺を軽視してたわけじゃなかった。
価値観の違いという名の地雷原を歩く日々
休日の過ごし方で揉めたことある人、手を挙げて。
俺はインドア派で、休みの日は家でゲームしたりYouTube見たりするのが至福の時間。疲れた体を癒やすには、これが一番なんだよね。
でも彼女はアウトドア派。「せっかくの休みなんだから、どっか行こうよ!」って毎週言ってくる。
最初は頑張って付き合ってた。でも3週連続で外出続くと…正直きつい。
「たまには家でゆっくりしたいんだけど」って言ったら、彼女の顔が曇った。
「私といるのつまらないの?」
違う違う、そういうことじゃないんだって!(なんでそうなる…)
この時学んだのは、相手の価値観を否定しちゃダメってこと。
後日、ちゃんと話し合った。 「外で過ごす時間も好きだけど、俺は家でリフレッシュする時間も必要なんだ。だから週末は交互にしない?今週は外出、来週は家でまったり、みたいな」
そしたら彼女も「そっか、そういうことね。私も一人の時間欲しい時あるし、わかる」って。
Win-Winの解決策が見つかった瞬間だった。
友達の話で面白いのがあって。彼の彼女は毎週末、友達とランチ行くのが日課だったらしい。で、彼は最初「俺より友達が大事なのか」ってモヤモヤしてたんだって。
でも彼女に聞いたら、「友達と話すことでストレス発散できて、あなたとの時間をもっと楽しめるの」って言われて納得したらしい。
あ、そういう考え方もあるのか、って。
「話聞いてる?」地獄からの脱出法
「ねえ、聞いてる?」
この言葉、何回言われたことか…(耳が痛い)
男って基本、結論重視じゃない?「今日さ、職場でこんなことあって」って話始まったら、「で、どうしたの?」って結論知りたくなる。
でも女性は違う。その過程、感情の動き、細かいディテールを共有したいんだよね。
俺の失敗談。
彼女が30分くらいかけて職場の愚痴を話してた時、俺はスマホでニュース見ながら「うん、うん」って相槌打ってた。
突然、沈黙。
顔上げたら、彼女がめっちゃ冷たい目でこっち見てる。
「…全然聞いてないでしょ」
バレてた。完全に。
「いや、聞いてたよ!課長がどうのこうのって…」って慌てて言ったけど、彼女の表情は変わらない。
「もういい」
この「もういい」が一番怖いんだよな…。
その後、めちゃくちゃ反省して、彼女に謝った。「ごめん、ちゃんと向き合って話聞くから」って。
それ以降、意識して変えたことがある。
スマホを裏返して置く。テレビを消す。彼女の顔を見る。
たったこれだけ。でもこれだけで、彼女の反応が全然違った。
「最近、ちゃんと話聞いてくれるようになったね」って言われた時、少し嬉しかった(照れるけど)。
逆に俺も彼女に頼んだことがある。「疲れてる時は、最初に『今日疲れてるから反応薄いかも』って言ってくれる?」って。
そしたら彼女も「わかった。私も仕事で疲れてる時あるし、そういう時は言うね」って。
お互いの状態を共有するだけで、イライラが激減した。
生活習慣の違いが生む小さな戦争
同棲始めると、マジで色々見えてくる。
俺は割とズボラなタイプ。脱いだ服は椅子にかけっぱなし、食器はシンクに放置しがち、部屋が多少散らかっててもOK。
彼女はきれい好き。帰宅して5分で部屋を片付け始める。食器は即洗う。床に物が落ちてるのが許せないタイプ。
最初の1ヶ月は、毎日が戦場だった(笑)
「ねえ、これ片付けてって昨日も言ったよね?」 「あー、ごめん忘れてた」 「忘れてたじゃないんだけど…」
この会話、週に3回はしてた。で、お互いストレス溜まってくる。
ある週末、俺たち真剣に話し合った。
「このままじゃダメだよね」 「うん…」
で、ルールを決めた。
共有スペース(リビング、キッチン、バスルーム)は常にきれいに保つ。 俺の部屋は俺の好きにしていい。 家事分担リストを作る。
俺は料理が嫌いじゃないから、夕飯担当。彼女は掃除機かけるのが好きだから、掃除担当。洗濯は交代制。
これ決めてから、マジで楽になった。
「やってよ」「やったよ」の不毛な言い合いが消えた。
友達カップルで面白い解決策してる人がいて。彼らは「家事ポイント制」導入したらしい。料理10ポイント、掃除5ポイント、みたいな感じで、月末に集計して外食奢るとか決めてるんだって。
ゲーム感覚で家事できるから、イライラしないらしい。なるほどなって思った。
「俺が正しい」を手放した日
これ、マジで重要な話。
俺、昔は自分の考えが絶対正しいと思ってた。彼女の意見聞いても、心のどこかで「いや、でも俺の方が合理的だし」って思ってた。
で、ある日大喧嘩した。
お金の使い方について。
俺は「将来のために貯金すべき」派。彼女は「今を楽しむことも大事」派。
デート代でレストラン選ぶ時、いつもこれで揉めてた。俺は「ここ高すぎない?」って言うし、彼女は「たまにはいいじゃん」って言う。
ある時、彼女がキレた。
「あなたといると、いつもお金の心配ばっかりで疲れる!」
カチンときて、俺も言い返した。
「じゃあ俺が将来のこと考えてるのが悪いわけ?」
そこから1時間くらい言い合いになって、最後は彼女が泣いちゃって…。
はぁ…俺、最低だな。
冷静になって考えた。俺の価値観が正しくて、彼女が間違ってるわけじゃない。ただ、育った環境が違うから、お金に対する考え方が違うだけ。
彼女の家族は「人生は一度きり、楽しむことが大事」っていう家庭で育った。俺の両親は堅実派で「貯金が安心」って教えられてきた。
どっちも間違ってない。
その後、俺から謝った。「ごめん、自分の考えを押し付けてた。お前の考えも尊重する」って。
で、妥協案を見つけた。
月の予算を決めて、その範囲内なら好きに使う。それ以外は貯金。
シンプルだけど、これでお互い納得できた。
実は原因は彼女じゃなく、俺自身だった件
これに気づいた時、マジで衝撃だった。
俺、仕事がめちゃくちゃ忙しい時期があって。毎日残業で帰宅は夜10時過ぎ。疲れ果てて家帰って、彼女の「今日どうだった?」っていう何気ない質問にもイライラしてた。
「疲れてるんだから、そっとしといてほしい」って冷たく言ったこともある。
で、その時の彼女の顔。傷ついた表情してた。
あれ?待てよ。俺がイライラしてるのって、彼女のせいじゃなくない?
仕事のストレス、睡眠不足、運動不足。全部自分の問題じゃん。
それを彼女にぶつけてただけ。
最低だった。
それに気づいてから、自分のケアを意識するようになった。
週2でジム行く。睡眠時間は最低6時間確保。友達と飲みに行く。
こういう時間作ったら、マジで変わった。心に余裕できると、彼女の些細な言動も気にならなくなる。
むしろ「あ、そういえば今日も可愛いな」って思える余裕が生まれた。
友達に相談した時、面白いこと言われた。
「お前、彼女に依存しすぎなんだよ。彼女以外の時間も充実させろ」
確かにって思った。彼女が全てになってたから、彼女の一挙手一投足に過敏になってた。
恋愛は人生の一部であって、全部じゃない。
この当たり前のことを、俺は忘れてた。
小さな一歩が関係を変える
一気に全部変えようとすると、絶対続かない。
俺も彼女も、完璧な人間じゃない。失敗するし、忘れることもある。
大事なのは、小さなことから始めること。
例えば。
「今週は、帰宅したら靴をちゃんと揃える」これだけ。
で、できたら自分を褒める。彼女も「あ、揃えてくれてる。ありがとう」って言ってくれる。
この小さな成功体験が、次のステップにつながる。
逆に、彼女からの小さなお願いにも応える。
「ゴミ出しの日、前の晩にゴミまとめといてくれる?」 「おう、やっとく」
たったこれだけ。でもこの積み重ねが、関係を良くしていく。
研究データで読んだことあるけど、長続きするカップルって日常の小さな親切行為の頻度が高いらしい。
サプライズのプレゼントより、毎日のコーヒー淹れてあげる方が効果的なんだって。
なるほどなって思った。
コメント